「泣いてる?」 「泣いてねーよ!!恥ずかしいんだよ!!」 はあーっと深いため息をこぼして、せっかく仲間が一人増えたのになあ、とか一人ブツブツ言ってる。 「...小指」 「え?」 「小指ならいいよ」 突然小指を差し出す私をポカンと口を開いて見る彼。 「え、でも潔癖...」