夢を見るボクら




彼となら新しい世界を見ることができるかもしれない。



私はほんの少しの期待と不安を抱いて


「いいよ。目指そう。日本一」





彼に着いていこうと思ったのだ。


彼はフッと口角をあげて


「その言葉、忘れんなよ」



そういって握手を求めた。