「今日は楽しかったね」 「ああ。そうだな」 賢とベッドに横になりながら今日という1日を振り返っていた。 「あ!そうだ賢!」 「ん?」 「渡したいものがあるの」 起きて起きて、と賢の手を引っ張って座らせる。 カバンの中を探るとそれはすぐに見つかった。 「これ!渡しそびれてたんだけど、今日あげるのにピッタリかなって」 「...開けてもいい?」