夢を見るボクら



そう言って萊は夜の闇に消えていった。



「でも倉庫をもらうとか、予想外すぎてびっくりだな」

「んだんだ」


「なー、ちょっと見ていかね?」



「だーーーめーー!!

もう夜遅いし一旦帰ってまた明日来よ?」

「ああ、そうするぞ。嬉しいのは山々だけどな。」


ええーー!なんでええ??、と駄々をこねる竜と輝をなんとかなだめてそれぞれ家に帰った。