+ 「「かんぱーい!!!」」 お酒ではないけど缶ジュースを互いにコツンと合わせる みんながはしゃいでいる声もどこか遠く聞こえて、まだ夢のよう うっかり落としてしまわないように両手で缶ジュースを握りしめる。 心の底がうずうずして鳥肌が止まらない感じ 本当に他の誰よりも強いチームになったんだなあ...。 そう実感していたとき賢のスマホが鳴る。 「はい?」