「賢!!!」




背中を思いっきり横に突き飛ばす。




「...朱鳥!?」


賢の焦った声



「大丈夫!?」

ケガなくてよかった...。


でも、頬をうっすらと切っている。



手をそこに伸ばしてポケットに入っていた絆創膏を貼ってあげる。




「ケガ、しないでね」