夢を見るボクら




「大丈夫?」


「こんくらい余裕っしょ!」


「大丈夫だ」



オロオロしている朱鳥の頭にポンと手を置いて幹部たちを見据える。




「おもしれえ...。早くここまで来いよ」


ニヤリと笑う口元を睨む。




「言われなくてもそうするつもりだ。」



朱鳥と神矢をその場に留めさせて、

まだ残っている下っ端たちを倒しながら確実に一歩一歩、近づいていく。