声のする方へ振り向く。 「あ」 目の前にはさっき見かけた金髪の男子 驚いて思わず声を出してしまった私を不思議そうに見ている。 「染めてないって?」 「この子、元々色素が薄いだけでしょ。全然傷んでもないよ」 「確かに...」 先生と金髪の男子がどんどん話を進めていく。