夢を見るボクら



髪は濡れてオールバックにしていて、妙に色っぽい。


「気をつけろよ?」

妖艶に微笑みトンッと立たせてくれる。


「あ、ありがとう...」

「おう」


どうしよう...。直視できない。




頬が熱い。


心臓がうるさい。




それは太陽のせいでもなくて...。






「...き。」