「気持ちはうれしい」 みんなのはしゃぐ声が遠く聞こえる。 「でも、神矢とは付き合えない」 ごめん、と頭をさげる。 「謝るなよ。朱鳥はちゃんと気持ちを言っただけだ。」 「...ありがとう。」 「どういたしまして!」 ふわぁ〜と伸びをして立ち上がる。 「何かスッキリした!これからもよろしくな」 砂浜に足跡を残しながらみんなのもとに行く。