夢を見るボクら


よく分かんないけど、焼けたくない私は丁度良かった。


「ありがとう」

そう言って袖を通すけどブカブカ

でも気にしない。



気にするのはパーカーから香る賢の香り

その匂いが私の心臓を早くする。



(抱きしめられているみたい)



ハッとして頭をブンブンふる。


(何を考えてるんだ...)



太陽の眩しさにクラクラした