夢を見るボクら



紀乃は黄色のビキニに髪の毛はポニテにまとめていて、元気な印象


「だめだよ!せっかく来たんだから!」

「えっ、ちょ、まっ...」


無理やりTシャツ脱がされる。


やだ。無理。もう帰りたい...。


私の水着は紺のビキニで、髪の毛はサイドにまとめている。

「似合ってるじゃん!それにしてよかったね」


海に行くまでに、紀乃と一緒に買い物をして選んでもらったのだ。


ほら行くよ!と私の手を引いて歩く。

少し体重を後ろにかけながらちびちびと私も歩く。


別に海でもいい。

クラゲはいないと思い込めば。