夢を見るボクら



だけど身長が小さくて看板がひとり歩きしているよう。


「ねえ、賢」

「ああ」


あの小ささはきっと____...


「あ!朱鳥と賢じゃん!」


竜だ。



偶然だね、と人混みをかき分けて私たちの元まで来る。


というか

「竜1ー5だったの」

「知らなかったっけ?」

「ごめん」


もう忘れないでおこうと頭にインプットする。