だけど身長が小さくて看板がひとり歩きしているよう。 「ねえ、賢」 「ああ」 あの小ささはきっと____... 「あ!朱鳥と賢じゃん!」 竜だ。 偶然だね、と人混みをかき分けて私たちの元まで来る。 というか 「竜1ー5だったの」 「知らなかったっけ?」 「ごめん」 もう忘れないでおこうと頭にインプットする。