夢を見るボクら




「竜と輝どこ?」

竜と輝のクラスを知らない私は賢に尋ねる。


「あ、わかんねえ」

...賢も同じだったらしい。


「適当に回ってりゃ会うだろ」

なんて勝手なことを行って目的地もないまま歩き進める賢


適当すぎる賢に連れられること二分


聞き覚えのある声が聞こえる。


「1ー5 焼きそばどうですかー?」

手持ちの看板を上に掲げて宣伝している男子