夢を見るボクら





もっと____....




触られたい。




「あ、そういえば」

名残惜しそうにしていると賢が何か思いだしたように話し出す。


「さっき、腕掴んでても大丈夫だったな」

指を指しながら言う賢


(そういえば確かに...)

他人に手を触られるのが大の苦手だったはずが、賢に腕を掴まれても何も不快じゃなかった。


でも、それはきっと、