夢を見るボクら



“また後で”

と耳元で言われたので頷く


「どうしたの?」

「なっ、なんでもない!」

目の前まで来ていた俊哉に対してパッと手を口から離して両手をブンブンと振る


そんな二人を横目で見ながら教室を見渡す。



(いないのかな...賢...)


キョロキョロと探してみても一向に姿は見つからない。

(俊哉と同じクラスだから会えると思ったのに)


少し落ち込んでいたその時、