sweet school

----海里side----


『 とにかく知りませんから!』


アイツ……ないな。ありえない。


俺は、女は嫌いだ、だから最悪だと思った


でも、あの匂い。あの声俺は知ってる。


とても懐かしい声。和む匂い。なぜか忘れ


られない。忘れなくちゃならないのに。


『かいちゃん!早く!こっちきてー!大好きだよかいちゃん……』


なんでこのことを思い出すんだ!?


あいつは、もう死んだんだ。。。


なんだ!?気持ちわりぃ。女は嫌いだ。


伶名……あいつ以外は。