…そう、出ようとしたんだが...。 佑「……いつからそこにいた」 山「…何故木刀をもっている。」 何故か襖の前に山崎が立っていて退こうとしてくれないのだ。 佑「なんでって...素振りをしようと...」 山「馬鹿か。 まだ傷が癒えてないんだ。 大人しくしてろ。 そこに座れ、包帯を変える。」 佑「………。」 私は半ば強制的に布団の上に座らされた。 佑「………山崎、聞いてたか?」 山「…なんのことだ?」 佑「ははっ、そこでとぼけられちゃこっちは何も言えないじゃんか」