佑「…ありがとな」 平「今更改まるなよ! それに、記憶を消すことは反対なままだからな! あ、俺道場戻らねぇと...じゃあな佑紗!」 そう言うと平助は部屋から出ていってしまった。 …ほんと、真っ直ぐなのはお前の方だよ...。 私は平助が開けっ放しにした襖を見ながらそう思った。 …ってゆーか腕痛まないな...。 少しぐらい剣振っても大丈夫かな...? 私は部屋にあった木刀をもち部屋を出ようとした。