…私はいつも総司に心配かけてばっかりなんだな...。
総「……怖いです....。
佑紗がどこか...今度こそ届かない場所に行ってしまいそうで...。
貴方と一緒に笑い合えなくなりそうで...。
…こんなこと願ってはいけないって分かってます...。
戦わないでなんて....ずっとここにいてなんて...、でも願わずにはいられないんです...!」
─ギュッ
総司がしっかりと私の手を握った。
…まるで、存在を確かめるかのように。
総「…好きだから....!
佑紗のことがとっても大切なんです...!
大好きなんです...!
だから...もう...っ!どこにも....っ...ぃかないでくだ...さぃ...っ!」
私の手に暖かいものが降ってきた。
…泣いてるのか...?


