佑「悪魔たちの目的なんて分かんないけど....。
私は助ける。
きっと、今助けなかったら後悔する...。」
私は光鬼斬の顔をしっかりと見て言った。
…光鬼斬が悲しそうな顔をしているのは気のせいではないのだろう。
「主は複数同時神羅を行うのですか？
…禁断の術は使うのですか...？」
光鬼斬は蚊の鳴くような声で私に聞いてきた。
佑「…複数同時神羅はするよ。
悪魔を総滅して、もう私達みたいに戦わなくて済むように...。
禁断の術は...いまいちよく分かんない。
呪文も知らなければ、私がそれをできるのかどうかもわからない...。
でも禁断の術を使って悪魔たちが助かるのなら....迷いはないよ。」
