未来に続く光




あの優しいお兄ちゃんが悪魔になるなんて考えられないし。



佑「…悪魔を全て...存在を消すことはできるの...?」




《それはどうだろうね。

不可能ではないけど、難しいんじゃない?


…って、前の私なら言ってたかも。

佑紗、あなたは気づいてないかもしれないけど、6人の神々が同じ主を選んで、もう1人の神を手なずけるなんて異例のことなんだよ?


しかも、ゼウスとアラマズドの力を一緒に借りるなんて...私の力じゃできなかった。》




「主がそれほどまで神々を扱えるのは器の大きさ。


心がとてつもなく広いからです。



最初は憎しみや恨みから生まれた感情でも、今では綺麗な感情となっている...。



だから私は貴方を主にしようと思ったのです。





…この戦いを終わらせるために。」




《恐らく、悪魔や暴走魔、能力魔たちは魔界へ返せばそのまま消滅すると思う。



問題は凶魔、死狂魔、魔王...。


あいつらはさっきも言ったようにとても強いマイナスの感情をもってる。


だから、記憶を辿って悪魔たちを受け入れないといけない...。》