きっと、桜を捨てることになるのは近い未来....。 しょうがない事。 それが私の使命だから。 …頭ではわかってる。 でも....ずっとこの時間が続けばいいのにって思ってしまう自分も心のどこかにいる。 せめて怪我が治るまで...。 あと少しだけこの幸せを感じさせてください...。 そしたら....もう迷いはないから。 私は心の中でそう願いながら再び眠りについた。