「幸せ太りかな?」


軽口を叩く性格が好き。


「バカ。」


私は枕に顔を突っ伏した。


こっそり会う度に私は先生に惹かれてる。


新任の先生と私の歳はそうそうかわらない。


社会に出れば普通の年の差だ。


法律が私を勝手に守っているだけで私の意思はそこにない。


先生にチューペットを口に突っ込まれた。


「何味?」


白色と嫌な甘さしか私にはわからなかった。


「練乳。」


先生は美味しそうに吸っている。


半分溶けかけになったチューペットを先生の残り少ないチューペットと

交換した。