~比奈奏~
今日は、そんなに時間があるわけじゃないから大きいお店に行くことにした。
忘れていた。
私がものすごい方向音痴だということを。
「ここどこなの?」
まさにそのとおりだ。
全く知らない街に一人誰も通りもしないような道のど真ん中で立っている私。
携帯でマップを開いてみるもマップの使い方など習ったこともなく、見ても何をどうしたらいいのかわからなかった。
「とりあえず大きな道に出たら誰かいるでしょ!」
まっすぐ進んでみるも…
大きくなるどころか細く街灯すら無いようなところに出てしまった。
そこに自転車に乗った一人の男の人がこちらに向かってきていた。
「すみませーん!」
今日は、そんなに時間があるわけじゃないから大きいお店に行くことにした。
忘れていた。
私がものすごい方向音痴だということを。
「ここどこなの?」
まさにそのとおりだ。
全く知らない街に一人誰も通りもしないような道のど真ん中で立っている私。
携帯でマップを開いてみるもマップの使い方など習ったこともなく、見ても何をどうしたらいいのかわからなかった。
「とりあえず大きな道に出たら誰かいるでしょ!」
まっすぐ進んでみるも…
大きくなるどころか細く街灯すら無いようなところに出てしまった。
そこに自転車に乗った一人の男の人がこちらに向かってきていた。
「すみませーん!」

