~尊~
「これはどうでしょう!」
「……可愛い」
誰にも届かないくらいの小さい声でその単語を呟いたのに神戸さんには届いていたようだ。
顔を真っ赤に染めて、下を向いている。
黄色、いや、クリーム色のワンピース。スカートの裾にはレースがついていて、半袖よりちょっと長めの袖、短すぎず長すぎず、ちょうど良いスカートの長さ………絶対に似合うはず、可愛くなる。
「………試着してきます‼」
彼女の笑顔はまだ、熱を持っているように見えた。
「これはどうでしょう!」
「……可愛い」
誰にも届かないくらいの小さい声でその単語を呟いたのに神戸さんには届いていたようだ。
顔を真っ赤に染めて、下を向いている。
黄色、いや、クリーム色のワンピース。スカートの裾にはレースがついていて、半袖よりちょっと長めの袖、短すぎず長すぎず、ちょうど良いスカートの長さ………絶対に似合うはず、可愛くなる。
「………試着してきます‼」
彼女の笑顔はまだ、熱を持っているように見えた。

