「あんたは、裏方をやってる場合じゃない。あんたはここの顔だ。あんたに会いに来る客だっている。だから、裏方は俺に任せてあんたは接客に専念すればいい」 「…だから、私に裏方をやるなってこと?」 「…」 返事はないけど、多分そう思ってるんだろうって簡単にわかる。 立ち上がって直斗さんに向かうけど、身長さがあり過ぎて首が痛くなってくる。 でも、ちゃんと見つめ返した。 「バカバカしい。何その言い訳」 はっきり言ってやる。 あんまり話したことないからって遠慮なんかしないんだから。