「大体さぁ、宮田ってなんか3年の先輩だけに媚び売ってたよね」 「へらへら笑っててさ、何あれ?2年の先輩が怒るのも分かるよね」 「ていうか、自業自得って奴?」 「あぁそれ分かる!」 「先輩がちょっとお灸すえたくらいであんな風になちゃってさ」 「最終的には3年の先輩に大けがさせて、あいつなんかやめてよかったよ」 「だよね~。あんな自己中女消えてくれて正解だし」 道場に響き渡る気持ちが悪い高い笑い声。 そんなあいつらに文句を言えなかったのは、結局俺も弱いからだったんだと思う…。