『ちょっといい?』
『秋奈さんどうぞ!』
『やるのはいいよ?でも、私たちあくまで高校生だからね。特に学校に在籍してるメンバーに言うけど、学校優先して。じゃないと参加させない。親が心配すること、もうやめよ?ね?』
『っう゛…』
『あきなっちがそういうなら…』
渋々と言った調子だけど、みんな納得してくれた。
それに、大人たちはそりゃそうだと言わんばかりだ。
『これに参加する以上、高校は卒業しよう。というわけで、学校行ってないメンバーも通信でも夜間でもいいから学校いこ?せめて2年後までにね』
『うっす…』
『俺の頭で行けるとこあっかな…』
学校やめたりもともと行かなかったメンバーたちが頭を抱えだす。
でも、こうしないとこの人たちいつまでたっても変わりそうにないんだもん。


