覚悟を決めて、足元にまとめておかれてた植物の支柱を1本拝借する。
結構長いしほっそいけど、まぁ何とかなるよね。
それを持って、深呼吸をすると建物の裏に身をさらす。
「何してるの!」
突然現れた私に小森さんも小森さんをいじめてた3人もびっくりして視線を私に向ける。
支柱を3人に向けて、精いっぱい睨みつける。
「え、秋奈ちゃん…?」
「何って、ただ遊んでただけだよ。ね?」
少し慌てたように3人は顔を見合わせて張り付けた笑みを浮かべてる。
その間に立ち上がった小森さんは、少しだけ戸惑うように私を見た。
「小森さん、こっち来て?」
呼んだらあっさりと来てくれた。
近くで見るときれいな顔に擦り傷もあって、心の奥がイラッとする。
小森さんを背後に庇い、3人を睨む。


