「不気味」 「黙れ」 六花の言葉にイライラするけど、無視だ。 俺だってらしくねぇってことぐらいわかってるっつうの。 「…素直」 「は?」 「秋奈の言うこと」 「…お前もだろ」 「…ん」 俺とは正反対のくせに、六花と俺は似てる。 秋奈に頭が上がんないのも、学校での立場も…。 似てるのに、相性はとことん悪い。 なのに、秋奈は俺たちを同等に扱う。同じように友達だって、仲間だって、当たり前のように手を差し伸べる。 だから、秋奈は志季の奴らにも慕われるんだろうな。