1人になった自分の部屋で辺りを見回した。
マイメロがたくさんあった。
ママに買ってもらったものばかりだ。
小学生の入学式で買ってもらったのが
きっかけだったんだっけ…
あの時はほんまにわがままですぐ泣いて
欲しいもの全部買ってもらってたなぁ…
ママとの思い出や
パパとの思い出を考えてる時
涙が溢れた…
拭いても拭いても止まらなかった…
何でだろ。。何で離婚しちゃったんだろ
悔しくて、寂しくて、切なくて
苦しかった…
会いたい…3人でまた笑いたい…
いつの間にか号泣していた。
その時
コンコン
やばい、涙拭かなきゃ…
コンコン
「はい」
「入っていい?」
「ちょっと$*☆=+・:」
泣きすぎて言葉にならなかった。
「大丈夫?入るよ?」
ガチャッ
木村先生が入ってきた。
「どしたの?」
もう涙を隠しきれず泣いてしまった。
「よしよし!辛かったね…
しんどかったね…。
思いっきり泣きなっ」
そう言って抱きしめてくれた。
私は遠慮なく木村先生の胸の中で思いっきり泣いた。
木村先生はただ体をさすって静かにしていた。
一時保護の時から溜めてた分も泣いてしまった。

~あれから30分~
だいぶ落ち着いてきた…
10分くらい寝てたみたいだw
「少しはスッキリできた?」
私は頷いた。
「何があったか話せる?」
「パパとママに会いたい…」
「そっか…。そーだよね。。寂しくなるよね。。でもパパもママもあやかがだいすきなのは変わらないはずだよ?
大好きで大好きで愛しいはず。
それゎわかるよね?」
「ぢゃぁ、なんで
あたしここに入ったの?」
「それゎ…」
木村先生は黙ってしまった。
やっぱあたしが嫌いなんだ…
やばい…また涙が出そう…
「先生、変な質問してごめん。
少し眠らせて…
今日はご飯もいらない…
お風呂も最後に入る…」
「わかった。またあとで来るね!」
先生はそう言って部屋を出た。