好き

｢ではあやかちゃん！
私と女子棟へ上がりましょう｣
｢はい！｣
私達は車に荷物を取りに行き
女子棟へ上がった。
女子棟はどうやら４階のようだ。

ガラガラ
｢こんにちは｣
｢はーい｣
｢保母室かなぁ｣
私は黙って付いていった。
｢あっ、園長先生こんにちは｣
｢こんにちは！さっきヒマワリ学園に来られた二宮あやかちゃんです｣
｢二宮あやかです｣
｢こんにちは！女子棟職員の木村です！
初めまして｣
｢あやかちゃんの担当の職員さんがまだ来られてないからとりあえず先生と部屋片付けましょうか｣
｢はい｣
あっ、やっぱり担当あるんだ。
どんな先生なんだろ。女性がいいな…
｢あやかちゃんの部屋はここになります
いきなりひとり部屋だけど大丈夫？
怖くない？｣
中学生になるとひとり部屋らしい。
ラッキー
｢全然大丈夫です｣
ひとり部屋は嬉しいが正直怖いw
｢ぢゃあ、片付け始めようか｣
｢はい｣
段ボールから大好きなマイメロを出していった。
マイメロいっぱい嬉しい♡
｢あらあやかちゃんマイメロ好きなの？｣
｢幼稚園の頃から大好きです｣
｢可愛いよね！あたしも昔は好きだったなぁ｣
｢今は違うんですか？｣
｢今は子供がいるし、20過ぎたらなかなかねぇ…｣
やっぱ20歳を過ぎたらマイメロは集めない方がいいのかな？
木村先生の言葉が気になってしまった…
しかしなんだかんだ私はきっとマイメロを好きでいるだろう！