言葉の通り同じベッドで寝ている私達
でも柊雅さんは全く手を出してこない
腕を私の後頭部と腰に回して足を絡め、抱き枕のように密着して寝るだけ
キスはしてくるものの一線を超えてくる事はなかった
でも私は…
密着されるだけで
柊雅さんの香りに包まれるだけで
怪しく光る瞳に見つめられるだけで
温かい唇が触れるだけで
胸がいっぱいになり、キューっと締め付けられたみたいで心臓も破裂寸前だった
でも分かってた
私に触れる手がぎこちないことに
時々、強く自信に満ち溢れる瞳に悲しみの色が滲み出ることに
そして、外では一切私に触れてこないことに……
