〝またね〟って言葉が嫌いだった







どうせ会えないのに

会う気なんてないくせに…



平気でそんなことを言ってくる

あの子達が嫌いだった






いつだって


あの子達は私を忘れて笑っていて



私だけ、あの子達を待って

泣いていた














知ってる



あるはずのない手紙を期待して

毎日、毎日、郵便受けを覗きに行くことが

どれほど無駄だったか

わかってたのに…………











(友達って、そばを離れたら終わってしまうものなの……?)