吸血鬼に甘い鎖を

とりあえず一番近い部屋に
荷物を置いて一段落。





「疲れた・・ッ」



ベッドにダイブして
寝転がる。

シーツの匂いが
鼻をくすぐる。








家から結構遠かったからな…

タクシーだけだったし。





このまま寝たいな…







「って、ダメ!!

片付けしなきゃっ!」




こんなホコリ充満した
部屋で寝たくないッ!!



自分の荷物を整理して、
ほうきとぞうきんを用意。





今から全部掃除するのかと
思うとげっそりするけど、





私は腕をまくって
掃除に励んだ。