「それじゃ、改めてホームルームな」
教室に戻ってホームルームが始まる。
「そうだなぁ、俺もみんなのこと知りたいし、自己紹介してもらおうか」
少し教室がざわつく。
自己紹介、苦手なんだよね。
「じゃあ名簿順でいいかな。えっとじゃあ、相田からよろしく」
「はい。相田徹です。前は1組でした。えーと、美術部だけどたまにバスケ部のヘルプもしてる、…それくらいかな。クラス一緒だった人も違った人も仲良くしてくれると嬉しいっす。よろしくお願いしますー」
パラパラと響く拍手。
友だちも多くていつも周りに人が絶えない相田くん。
人が絶えるときは部活中くらいかな。
同じ美術部だけど、部活前と後に少し話すくらい。
美術部は、去年3年生8人、2年がいなくて、1年生は5人ととても小さな部活だった。
その上、幽霊部員も多くて1年生で真面目に行ってたのは私たちだけだったのだ。
その3年生が卒業してしまったため、今は私が2年生ながら部長を任されてしまった。
相田くんにも話はあったが面倒臭いと一蹴されてしまった。
教室に戻ってホームルームが始まる。
「そうだなぁ、俺もみんなのこと知りたいし、自己紹介してもらおうか」
少し教室がざわつく。
自己紹介、苦手なんだよね。
「じゃあ名簿順でいいかな。えっとじゃあ、相田からよろしく」
「はい。相田徹です。前は1組でした。えーと、美術部だけどたまにバスケ部のヘルプもしてる、…それくらいかな。クラス一緒だった人も違った人も仲良くしてくれると嬉しいっす。よろしくお願いしますー」
パラパラと響く拍手。
友だちも多くていつも周りに人が絶えない相田くん。
人が絶えるときは部活中くらいかな。
同じ美術部だけど、部活前と後に少し話すくらい。
美術部は、去年3年生8人、2年がいなくて、1年生は5人ととても小さな部活だった。
その上、幽霊部員も多くて1年生で真面目に行ってたのは私たちだけだったのだ。
その3年生が卒業してしまったため、今は私が2年生ながら部長を任されてしまった。
相田くんにも話はあったが面倒臭いと一蹴されてしまった。
