朝7時、駅のホームで電車を待つ。
いよいよ今日の1、2限が新入生歓迎会だ。
原稿も紙がへとへとになるくらい読み込んだし、ブラウニーも美味しく出来た。
「歓迎会、きっとうまくいきます」
目を瞑っていつもの癖でそっと呟く。
本当にうまくできるような気がしてくる。
「うまくいくと思うけど、電車乗らなくていいの?」
顔を上げると電車は既にホームに来て、空いた扉の先には相田くんがいた。
「えっあっ、おはよう相田くん」
相田くんには恥ずかしいところばっか見られている気がする。
相田くんの顔をみれないまま電車に乗り込む。
車内はわりと混んでいて、ドア側を背に相田くんと向かい合う形になる。
少し気まずい。
「おはよう、何?今日のこと不安なの?」
「えっと…、あのね、さっきのはうーんと、癖みたいなもので、気合を入れたいときとか、気の進まないことに立ち向かうときにね、うまくいく未来を先にく口にしておくの。不安じゃないわけじゃないけど、ただの昔からの癖だから、気にしないで」
「そっか」
いよいよ今日の1、2限が新入生歓迎会だ。
原稿も紙がへとへとになるくらい読み込んだし、ブラウニーも美味しく出来た。
「歓迎会、きっとうまくいきます」
目を瞑っていつもの癖でそっと呟く。
本当にうまくできるような気がしてくる。
「うまくいくと思うけど、電車乗らなくていいの?」
顔を上げると電車は既にホームに来て、空いた扉の先には相田くんがいた。
「えっあっ、おはよう相田くん」
相田くんには恥ずかしいところばっか見られている気がする。
相田くんの顔をみれないまま電車に乗り込む。
車内はわりと混んでいて、ドア側を背に相田くんと向かい合う形になる。
少し気まずい。
「おはよう、何?今日のこと不安なの?」
「えっと…、あのね、さっきのはうーんと、癖みたいなもので、気合を入れたいときとか、気の進まないことに立ち向かうときにね、うまくいく未来を先にく口にしておくの。不安じゃないわけじゃないけど、ただの昔からの癖だから、気にしないで」
「そっか」