「あのさ、おれも一応副部長なんだし、頼りたいときは頼ってよ。確かにおれ、いい加減なとこあるし、頼りないかもだけど」
「そ、そんなことないよ。今だってこうやって助けてくれて―」
「それ、そういうとこ、ダメ。助けるとかじゃなくて当然なの、これ。ほぼ2人の部活みたいなもんだし、うまく言えないけど、んーと」
「2人で頑張っていこう?」
「そう、それ。そんな感じ!…って何言ってんだろ、おれ」
指を差しながら大きな声を発したかと思えば、その手で相田くんは顔を覆ってもごもごしだしてしまった。
なんだかすごく可愛らしく見えて笑えてきてしまった。
「ふふっ、じゃあ、これからもよろしくね?相田くん」
「…おう」
まだ気恥ずかしそうに目を伏せたままだ。
それからは相田くんが画材屋に走ってくれて、ひたすら作業が続いた。
「そ、そんなことないよ。今だってこうやって助けてくれて―」
「それ、そういうとこ、ダメ。助けるとかじゃなくて当然なの、これ。ほぼ2人の部活みたいなもんだし、うまく言えないけど、んーと」
「2人で頑張っていこう?」
「そう、それ。そんな感じ!…って何言ってんだろ、おれ」
指を差しながら大きな声を発したかと思えば、その手で相田くんは顔を覆ってもごもごしだしてしまった。
なんだかすごく可愛らしく見えて笑えてきてしまった。
「ふふっ、じゃあ、これからもよろしくね?相田くん」
「…おう」
まだ気恥ずかしそうに目を伏せたままだ。
それからは相田くんが画材屋に走ってくれて、ひたすら作業が続いた。
