「おれ、キャラメルハニーラテ。部長は?何飲む?」
私の最寄り駅の二つ前の駅で降りて、近くのカフェに入った。
よくある先に注文して料金も支払うお店だ。
「あ、じゃあ、同じもので」
「キャラメルハニーラテをトールで二つ」
「かしこまりました。900円です」
「あっ、相田くんお金っ、払うよ」
「いいよ、部長引き受けてくれたお礼」
そう押し切られて、結局奢ってもらってしまった。
手伝ってくれるのにドリンク代まで…、何かお礼しなきゃな。
「うまそー」
ショーケースに並んだケーキたちを見てそう呟く相田くん。
そういえば、確かここのキャラメルハニーラテって、結構甘かったよね。
「相田くんって、もしかして甘党だったりする…?」
受け渡し口でドリンクを二つ受け取って4人席につく。
「かなり、ね。甘いもの大好き」
そう言って少し恥ずかしそうに伏せて笑う。
意外な一面もあるんだな。
初めて見る相田くんの表情に、少し嬉しい、と感じてしまう私がいた。
相田くんは、甘いものが好き――。
私の最寄り駅の二つ前の駅で降りて、近くのカフェに入った。
よくある先に注文して料金も支払うお店だ。
「あ、じゃあ、同じもので」
「キャラメルハニーラテをトールで二つ」
「かしこまりました。900円です」
「あっ、相田くんお金っ、払うよ」
「いいよ、部長引き受けてくれたお礼」
そう押し切られて、結局奢ってもらってしまった。
手伝ってくれるのにドリンク代まで…、何かお礼しなきゃな。
「うまそー」
ショーケースに並んだケーキたちを見てそう呟く相田くん。
そういえば、確かここのキャラメルハニーラテって、結構甘かったよね。
「相田くんって、もしかして甘党だったりする…?」
受け渡し口でドリンクを二つ受け取って4人席につく。
「かなり、ね。甘いもの大好き」
そう言って少し恥ずかしそうに伏せて笑う。
意外な一面もあるんだな。
初めて見る相田くんの表情に、少し嬉しい、と感じてしまう私がいた。
相田くんは、甘いものが好き――。
