センパイといっしょ







私たち1年の教室がある3階から
1階の靴箱まで降りた私と佐野。
ローファーに履き替えて
外に出ようとしたら
出口近くに溜まってる男の子達の影




なんだよう、邪魔だなあ、今から帰るんだよう




柱で死角になって見えない彼らにガンを飛ばす





「中島あ~。喉乾いたよう~。」




「や、ばか、しらねえって!くっつくな!」




影の主たちから聞こえる会話に耳が反応する
お?ん???中島??私!?じゃないよね
このタイミングまさか!!!




隣にいた佐野に目をあわすと
同じような考えをしてる佐野