「別にたいした額じゃない。……これでまた俺に飯作ってくれればいいんだよ。」
ポカンとする私と目が合うと急にそっぽを向く。
「ほ、ほらっ!俺はパイロットだし、お前より給料いいしなっ!でも健康診断とか厳しいからな!食生活をだなっ!………あーもー!いいから選べよっ!」
ほんのり耳が赤い黒宮さん。どうしよう。つられて私まで赤くなってしまう。
「……何色がいいんだよ。」
「本当にいいんですか?」
「しつこい。」
「じゃあお願いします。」
「ん。」
それからお鍋の形から迷い、色で迷い。黒宮さんから早く決めろオーラが漂いだし、ようやく私は赤色の大きめのお鍋に決めた。
ポカンとする私と目が合うと急にそっぽを向く。
「ほ、ほらっ!俺はパイロットだし、お前より給料いいしなっ!でも健康診断とか厳しいからな!食生活をだなっ!………あーもー!いいから選べよっ!」
ほんのり耳が赤い黒宮さん。どうしよう。つられて私まで赤くなってしまう。
「……何色がいいんだよ。」
「本当にいいんですか?」
「しつこい。」
「じゃあお願いします。」
「ん。」
それからお鍋の形から迷い、色で迷い。黒宮さんから早く決めろオーラが漂いだし、ようやく私は赤色の大きめのお鍋に決めた。

