幼なじみが父親宣言。

「どうかなさいましたか?」

「うん、あのね。私、大手町さんなら大歓迎だから」

「何がですか?」

「新しいお父さん」

そう言った3秒後に、大手町さんの顔が真っ赤に染まった。

で、口をパクパクさせる。

「ふふっ。お見通しだよ。……それだけ!じゃあ、さようなら!」

私は言い逃げて、智史の横へ並ぶ。

「なに?大手町さん、なんか呆然としてるけど……」

「ううん?なーんでもないっ!」

私は振り向かなかったけど、その姿が想像出来て、クックックッ!と笑った。