陽菜実の日記


「また書いてんの?それ」
ガチャと部屋のドアが開く音がしたとほぼ同時に、奏汰の声がした。
「うん、習慣みたいなものですから」
「そうか、まあいいけどさ。そう、今から買い物行かない?オレ用事できた」
奏汰は、とても人気の高いイケメンさん。
髪はさらさらだし、笑った顔も怒った顔も。
全部が人気。
だから、わたしは中学の頃酷い経験をした。
それはもう凄かった。
奏汰といれば陰口やら、嫉妬やら。