重たい足を引きずって階段を登りきった

目の前には 私の敵 、教室 。

何故 敵なのかって ?

だって 怖いんだもん !

人がたくさん居るんだよ !?

そっと 中に入って黒板をみれば

机が指定されていて その位置に腰を降ろす 。

隣には 、出た 『 木葉蓮 』

いや 、知らない人なんだけどね ... ?

その彼は ミルクティ-のような茶髪 。

ベ-ジュ色のカ-ディガンがよく似合う 。

そんな 彼はわたしをみて一言 。

「 これから よろしくね 、愛花 」

ふわっと笑う彼 、

あぁ 、わたしは心を奪われたようです 。

「 う 、うん ! よろしくね ! 」