そんなある日ある男子から屋上へ呼ばれた。

「優璃また告白じゃない?モテモテだねー」
「そんな。今回は違うよ!」


私は屋上へ向かった。
そこには、もう彼がいた。

「ごめんなさい。おまたせしました。」
そう言うと彼はとっても眩しい笑顔で
「俺と付き合ってください!」
そう、はっきりと言った。
その彼の顔は、急に夕日と同じように真っ赤に染まっていった。
いつもの私ならすぐに断っている。
なのに、今日は断れない。
なんでだろう?