「おはよー!理香子」

挨拶したのに理香子は返事をしてくれない。

「りーかーこ?」
「え?わぁ!優璃。おはよう。」

理香子は、驚きながらも挨拶をしてくれた。

「ねぇ、優璃。話聞いてない?」
「え?なんの?」

思いつめた理香子の顔に、私は少し怖くなった。

「志恩が、倒れたって…」
「えっ?」