私は、志恩くんのもとへ駆け寄った。

「志恩くんカッコ良かった!バスケ上手なんだね!」
「ありがと。優璃の応援のおかげで勝てたよ」

そう言うと沢山の人前で…

んっ…

「し、志恩くん!」
「えへ、ちょっと見せつけたかった。」

もう、こんなところもかっこ良くて可愛いと思ってしまう。

教室に戻ると机の上に紙が置いてあった。