…何が勝たないといけないだ。
何が戦だ....。
誰かが死んだら、残された人たちは?
こんなに若いのに" 戦 "という場で、
残りの人生をなくすなんて....
私は、なんてことをしてしまったんだ....。
「.....ぃ.....ゅ....さなぃ....許さない!!!
近藤勇....!!!私は、お前を....!!!
一生許さない.....!!!
強くなって...お前を殺してやる!!!」
頭を鉛で殴られたような気がした。
こんな幼い少女に殺意を覚えさせてしまった...。
「長州が撤退したぞ!!!」
どこからか、そんな声が聞こえた。
すると、女の子は兄の刀を手に取り、
「忍頼佑紗。
よく覚えておけ....!!!
お前らは私に殺されるんだ....!!!」
と、言い残してどこかに行ってしまった。
私はしばらく、その場から動けなかった。
戦に勝ったのに、心の中は何も満たされなかった......。


