文「それが何の薬かわからないんだ...
どうやら、上の方だけの極秘実験らしいからな...
俺はその誘いを断ったんだ...
でも………あいつらは...っ
断ればこの家を燃やすって....
この家がなくなればみんなが住む場所がなくなって、
みんなの帰る場所がなくなると思って、俺はその仕事を...っ
その結果がこれだっ!
俺は結局っ、愛してる人を危険な場所に送ってしまった...っ!
いつ帰ってくるのかも分からないっ!
もう会えないかも知れないっ....!
そう思ったら泣きたくなった。
でも...せめて最後の約束だけは守ろうと思って…」
抱きしめていても分かるくらいにお父さんは涙を流していた。
私はお父さんの震えた肩を優しく抱きしめた。
…私だけ何もしないなんてありえない。
お父さん、お兄ちゃん....。
私が何とかするからね....。


